新作映画『アントマン&ワスプ』感想文 〜銀河も大事だけど、目の前の人を全力で救う庶民的パパヒーローがいたっていいじゃないか!〜

衝撃作『アベンジャーズ / インフ二ティ・ウォー』(以下、『IW』)を本当に楽しむには、この10年間で蓄積されたMCU作品群を追い続ける必要があり、作り手がそういったリスキーな選択をしたからこそ『IW』は余計な説明を挟まずテンポを損なわずに怒涛の展開をすることができた濃い〜傑作でした。

そんなビッグバンの次の作品がちっちゃくなったりおっきくなったりするヒーロー・アントマンの続編『アントマン&ワスプ』ということで、どうなるんだ?と思いきや……

前の『IW』の余韻を一切引きずらずにアントマンはアントマンらしく伸び伸びと(実際、本編内で伸び伸びと巨大化していました)キャッキャしてて嬉しかった!

銀河壊滅の危機!という規模の大作をやっておいて、次はこんなに可愛い作品を世に送り出すなんて、さすがのバランス感覚であり、観客を飽きさせない。

 

この手の映画で個人的に上がるのって「大きなハッタリ」だと思っております。

ハッタリってなんなのか?って。たとえば、博士が持ってるケースの中にトミカサイズの小さな車がクッキーみたいに敷き詰められてる。(カツンカツンって音的に完全にトミカ的なオモチャ)それをリモコンで巨大化したり縮小したりして持ち運ぶ。

 

このハッタリ感!!!わかります?

 

CGじゃなくて、実写で撮った実物を「こういうもんです!」って言ってる感じ。冷静に考えたら、馬鹿らしくなっちゃう設定を工夫して本当かのようにリアルに見せようとしている映画ならではの特撮感というんでしょうか。

だから「持ち運びできるラボ」ってのが登場してこれを奪い合うんですけど、これはもうたまんないわけですよ。

でっけぇビルがリモコン1つで小さくなって、がらがらケースになって持ち運ぶ。そんな運び方してたら次大きくした時に部屋の中ぐっちゃぐちゃになってない??って愛おしくてニヤニヤしちゃう。

このすげー非現実的な設定を実物を使って表現してる感じが最高なんですね!

54年の一作目の『ゴジラ』もオキシジェン・デストロイアっていう兵器が出てくるんですけど、この手作り感溢れるアナログな兵器を球体の開き方とか泡とか熱帯魚を使った映像的マジックを駆使して、あたかも「とんでもない危険な兵器」に見せる。そもそも本多・円谷ゴジラ自体が着ぐるみを着せて、街を小さくして、歩いてる映像の速度を落として「ハイ、大きい怪獣が歩いてますよ〜」っていうのが心の琴線にバンバン触れるわけですよ!

だからハッタリ!伝わりますか!?

こんだけCGI多様の時代にアントマンはそういうことしてくれるから、すんごい可愛くて好き。

スーツだって小さくなっててセロテープでくっついてて、それを大きくして真面目な顔して着ちゃう…って。楽しすぎるよ。

巨大化して海に現れるアントマンがCGじゃなく実写の着ぐるみ使って特撮的に撮影されていたら僕は昇天していたと思いますね!

そんな楽しいディティールしかり、作品のテーマ性も素晴らしかったです。

アントマンたちは目の前の1人を救うために頑張ってて、他作のように敵を倒すとか殺すとかっていうパワーゲームにならないんですよね。『IW』がまさに弱肉強食的な話だったので、『アントマン&ワスプ』のテーマ性は余計に目立ちました。

今回のヴィランも世界征服とか滅亡とかじゃなくて、自分の病気を治療するためにラボを奪おうとする。

小さい規模での戦いなんです。

善悪の戦いがみてぇよ!!!って人には物足りない気もしますけど、だってほら。ちょっと待てば『IW』の続編でそういうのやるからちょっと待ちましょうよ!

アントマンは敵を壊滅させるぞ!とかそういう荒々しさがなく、攻撃ではなく「救い」が目的なんです。

ていうのも、やっぱりアントマンはヒーローである前に父なんですよね!目の前の娘を守ることも彼にとって一番のヒーロー活動ですよ。娘を悲しませないために、仕事中で気まずい中スーツを脱いで家に帰ったりするんですよ。

まずは、大事な娘なんです。だから、どんなに危機的な状況でも娘からの緊急電話には出るし、無事に保護観察期間を終えて、外の美味しい空気を娘と一緒に吸いたいんです!

娘とヒーロー家業の両立……『IW』直後にこの庶民的なテーマ性はすごくないですか?

全国のお父さんの応援映画ですよ、これ。そういう庶民的な感覚を持っているから敵と戦ってどうこうじゃないっていう精神性にもすごくリアリティがあって。昔ヤンチャして喧嘩っぱやかった人も結婚して娘ができると責任感によって一気に更生するってあるあるじゃないですか?

パパだからこそ社会にも迷惑かけないよう攻撃ではなく守りを大事にするようになるんですね。

そういう意味ではアベンジャーズ内で一番大人の男なんじゃないっすか???アントマン!

で、このアントマンならではの「救い」というテーマがラストで活かされてグッとくるんですね。

相手を救うのもヒーローじゃん?って。

さらに言うとですね、この映画で笑ったりワクワクして楽しむこと自体が『IW』で後遺症を負ったファンにとっての「救い」であり「治療」になってるわけですね!

GotGシリーズのジェームズ・ガンがクビになった今、MCUの空気を明るくしてくれるのはアントマンしかいないんじゃないでしょうか!?

頼むず!アントマン!頑張れ!パパ!

 

新作映画『オーシャンズ8』ネタバレ無し感想文 〜悪党に憧れる女の子に捧げた痛快エンタテイメント〜

オシャレな大人の男たちが軽いノリで絶対突破不可能なセキュリティを楽々とくぐり抜け「お宝」を盗み出すエンタテイメント作品 オーシャンズシリーズ!

オーシャン演じるジョージ・クルーニーはどんな状況に陥っても涼しい顔をして不可能に挑む。

何が起きてもすーん…どんなピンチになってもすーーん…とお澄まし顔。

同じように、不可能にチームで挑戦するシリーズにミッション:インポッシプルがあるが、イーサン・ハントが体を張って必死こいてギリギリの戦いを見せるM:Iシリーズが横浜家系ラーメンだとすれば、オーシャンズシリーズはせいろ蕎麦。

脂っこい派手なアクション、味の濃い爆発は無し。そこにあるのは、絶対不可能に見えてもオトナの余裕で軽くそのハードルを飛び越える男たちの姿。シンプルな素材の味だけで勝負するお店。

そんなかつてのオーシャンズ11、12、13の雰囲気をそのまんま受け継ぎ、キャストを女性に総入れ替えしたのが『オーシャンズ8』で、いつものオーシャンズノリは健在。

オール女性キャストでも変な工夫をせず作品内で女性軽視描写や差別的な話やメッセージがあるわけでもなく、以前と同じオーシャンズ節をかましているこの作品は映画史において重要な1本になることは間違いない。

 

 

天下の某アニメーション会社は自社のアニメの女性主人公に必ずスカートを履かせる。

この風習は長いこと続いている。

「女の子はこうあるべき」というイメージを世界に根付かせ、幼い女の子は皆かわいいプリンセスになりたがる。

しかし、どうだろう。本当になりたいと思っているのだろうか。

スカートを履いて、可愛くて、王子様におとなしく幸せにしてもらうだけが女性の生きる道なのか?

そのイメージを脳に埋め込まれているだけなんじゃないだろうか?

事実、アニメでなくとも、男の子がなりたがるクールな男の悪党はわんさかいても女の子が憧れる悪党はなかなかフィクションの世界では見当たらない。

そんな世界で、本作の主犯であるサンドラ・ブロックは犯行直前に鏡を見ながらみんなに話しかける。

 

「今からすることは、泥棒に憧れる女の子のためにするの」

 

そうだ!!!

女の子が憧れる悪党がいたっていいじゃないか!!!

可愛いく大人しく白馬に乗った王子様を待つだけが女の幸せじゃない!!!

 

つまり、オーシャンズ8には世界中の女の子が真似したくなるオシャレでクールな女性たちが大活躍する新しい映画なのです!

新作映画『センセイ君主』ネタバレなしの感想文 〜女優怪獣ボンばばボンこと浜辺美波現る〜

浜辺美波は怪物である。

そう確信せざるおえない本作『センセイ君主』

失礼ながらも、またこの手の映画か…と思いつつも時間が合う作品がこれしかなく、心中する気持ちで映画館に飛び込みました。

全く彼氏ができない主人公の女子高生が新担任の数学の先生に恋をしてしまう…。

いやいや、浜辺美波でしょ?かわいいじゃん!モテないわけないじゃん!もうこのキャスティングの時点で感情移入できないだろ……

はい、映画始まった。出てきたよ。ほら、かわいいじゃん……ん?うん、かわいいじゃん。…あれ……?はまべみなみ…だよね?ん……?かわ…ん?オエ……え、かわ…か、か、か……いや、ブスじゃねーかよ!!!いや、ブスだよ!!こりゃモテないよ!!

 

そ、そ、そんな馬鹿な。

 

写真では可愛く見えるんですよ!しかしですね、実際動かれるとですね、一体何が起きてるのか?ってくらい強烈なブスさなんですよ!

誤解しないでください!これは最高の褒め言葉です!!

顔立ちはいいのに、彼女の表現力が顔を上回るほどブサイクで表面の美人を消しとばし、我々を爆笑に導いてくれる!

とか、思いつつ終盤で見せるふとした演技に「愛おしい…」と思わせ、キモかった髪型をバッサリ切るんですがそのお披露目場面もお見事でうっとりさせられます。

一挙手一投足すべてうざくてうるさい相手が、ふとした時に見せる涙にグッときてしまって好きになっちゃいそうになるみたいな…。こういうのありましたよね!?高校時代に!同じクラスの女の子に!

「あれ?こいつこんなに可愛かったっけ…?だめ!だめ!そういうんじゃないのに…」っていう葛藤!

僕はありました。うるさくてずっと喋ってて、なんだよ!うるせぇな!とか普段は言ってた同じクラスの女子なんですけど、合唱コンクールで賞とれなかった時の泣いてる姿を見て「あっ…」ってドキッとしたんす。いやいやいや違う違う違う。そういう相手じゃないもん…て自分の気持ち抑えたのスゲー覚えてます。

それを浜辺美波ちゃんが完全に体現しているんですよ!!

「美人が性を微塵も感じさせないほど自分を崩すことで生み出される新たな魅力」を大放出していました!

これ『はちはやふる』の広瀬すずちゃんもそうでしたけど、浜辺さんはとてつもなく器用な演技力を兼ね備えており、その豪腕さにこっちが笑っちゃうんすよ。あのー、贔屓目にとか映画的な笑いじゃなくて普通に笑ってしまう。この普通に笑っちゃうこの感じ最近どこかでも似た感覚があったな?と思ったら、あれです。『カメラを止めるな!』ですよ。あの笑っちゃうのと同じ。浜辺美波は1人カメ止め女なんですよ!!

こりゃスゴイですよ。周囲がカップルや高校生だったんで遠慮してしまいましたが、カメラを止めるな!の観客がそのままセンセイ君主!を観に来てたら手叩いて笑いますよ!

だからね、そうなってくると竹内涼真くんのカッコよさとかは頭に入ってこない。もう浜辺さんを際立たせる脇役と化してます。

 

 

モンスター級の若手女優が日本映画に舞い降りましたんですよ!ただ可愛いだけが良い時代は終焉を迎えました。

浜辺さんは、しばらくアイドル映画的な作品に出でしばらくしたら、ヘビーな役やりますよ!これは!たぶん将来、樹木希林さんみたいなポジションになっていきますよ!

楽しみがまた1つ増えましたね!みんなで見守りましょう!

新作映画『ウインド・リバー』ネタバレなし感想文 〜今年の猛暑続け!と思ってしまうほど寒さが怖くなる今年の大傑作〜

ポスターをチラ見して「あ〜!ファーゴみたいだ!たのしそ〜!」ってノリで映画館に足を運び、映画が始まって真っ白の雪景色を目にして「わぁ…涼しい〜」なんていうホンワカした気持ちで鑑賞していましたが、そんな生易しいものではない映画でした!

主人公はど田舎に住むハンター!演じるのはアベンジャーズのホークアイでおなじみジェレミー・レナー!

それはもうホークアイそのものじゃん!と思えてくるほどの狙った獲物は絶対に逃がさない男。実は過去に闇を抱えている孤独な狩人です。

彼がある日、雪山で女性の遺体を発見。駆けつけたFBIは田舎をナメてる新人女性捜査官。演じるのは同じくアベンジャーズでフェロモンとパワーが溢れまくっているスカーレット・ウィッチでおなじみエイリザベス・オルセン!

しかし、本作の監督はあの『ボーダーライン』の脚本家なのでアベンジャーズのノリでは済まされず、オルセンちゃんは最悪の環境と一線を超えた男に翻弄されていきます。

夜中に表で呼吸すれば肺が凍って吐血し死んでしまうという絶望的な環境下で2人の犯人探しが始まる…

オルセンは土地の人間に聞き込みをしながら犯人探し。共に行動するハンターは土地勘と足跡を追って犯人探し。

対局な2人の捜査がたどり着く真実とは…??

もうこの設定でアガリますね!!絶対面白いもん!!

なんだか、ミステリー的な雰囲気が漂っていますが、この映画の面白さは意外な犯人が?とか、どんでん返しが?とかではありません。

これは圧倒的に渋くてカッチョイイ西部劇!

ラストの銃撃戦は声出ちゃうほどゲキ渋だし、「法の内側にいる人間とその線を越えた人間」その両者が一瞬、交わる場面はよし!やったれ!と思える名場面。

これが悲惨な現実ベースだからこそ、こういった場面は映画内だから許されるカタルシスであり最高の薬です。

そして、何より寒さって怖い!

「わぁ、涼しい〜」って思いながら観た自分を叱ってやりたくなるくらい寒さの恐怖が半端ないです。

夏、続け!って思っちゃう。

 

 

情報0で鑑賞していた僕は娯楽作として楽しんでいましたが、ラストのあるテロップを見て「そういう話だったのか…!」と胸がえぐられる想いでした。

娯楽作でありつつも全く説教くさくない社会性とメッセージ性が作品の随所に散りばめられており、ラストでそれらが蘇るというとんでもないバランスの大傑作です。

 

そして、正直ジェレミー・レナーがこんなに魅力的に見えたのは初めてでマジ最高!アベンジャーズへの復帰がここまで待ち遠しくなるとは思わなかった!

ジェレミー!君が帰ってきてくれればサノスに勝てるぜ!!!

 

新作映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』マジ感想文 〜アベンジャーズとイーサン・ハント〜

ヘイロージャンプを100回やった。ヘリの操縦免許を取得した。ビルとビルの間をジャンプし骨折した。

「トムが」という固定文句が頭についたこれらの伝説エピソードは映画の宣伝に大きく使われ、映画を観た人観てない人関係なく広まり『ミッション:インポッシブル フォールアウト』はスタント無しのマジやばいアクションという面が全面に押し出されることになりました。

これは、巷で話題の通り脚本が未完成のまま撮影に入りトムの思いついたアクションを取り入れながらそこに合わせて本を完成させていった本作ならではの特徴。

が!!!

本作の魅力はアクションだけでにはとどまらず、トム・クルーズ=イーサン・ハントの精神性が直接「アクション」に反映されているがゆえに私たちの胸を打ちます!この点については後ほど記します。

撮影先行とは思えない、クリストファー・マッカリーの演出力が冴え渡っているのも本作の魅力であることを忘れてはいけない1つです。

同監督、同キャスト(ジェレミー・レナーを除く)だった前作のローグ・ネーションでは「飛行機にしがみつくイーサン」という見せ場をオープニングに持ってきてあえて後半は限定された空間内でのアクションと緻密に構成された脚本が白眉となっておりサスペンス要素が強い仕上がりだったのに対し、本作はそれを真逆にしたことで全く違った作風になっています。

パーティー会場では鏡面世界が多く出口の見えない迷宮にイーサンが迷い込んだような不穏な雰囲気が漂います。トイレ場面ではヘンリー・カヴィル演じるCIAのウォーカーとイーサンを鏡を活用して映し、同じ境遇で違う選択をした2人の対比を強調しています。他のカットでもシンメトリーな画面構図が多用されていて、閉鎖的な空間が目立ちオシャレでクラシカルな雰囲気がビンビン。それに対して後半は崖や雪山など開けた空間内でのアクションが続き、観客の開放感を煽ります。

そんな整頓された美しい世界にいたウォーカーがある展開によって、醜くアンバランスな状態へと「変化」するといった演出もお見事。

 

また、冒頭で登場した夢の中の核爆発がもたらす「光」 これがクライマックスでも登場し我々観客がミスリードする重要なキーになっており、ヒヤッとさせられます。

え?爆発しちゃった…?と思いきや…の場面。

冒頭で「絶望」の意味合いで使用されていた光がラストでは「希望」の意味合いで描かれるというあっぱれ演出です!

 

アメコミ専門家集団しゃべんじゃーずの主催者である柳生玄十郎さんは『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』レビュー時に「本作のテーマは取捨選択である」とおっしゃっていましたが、今回のフォールアウトも同じく「選択」がテーマです。

アベンジャーズは強敵サノスに圧倒されます。この両者の決定的な違いは選択を迫られた時の「判断力」でした。

仲間を選ぶか?世界を選ぶか?

という瀬戸際に立たされたアベンジャーズ一同に対してサノスは目的のために愛する者でさえ手にかける手段を選ばない強敵。もしアベンジャーズが感情に流されず仲間を見捨て世界を選んでいたらあの結末にはなりません。

フォールアウトの冒頭でも主人公イーサン・ハントは仲間か?世界か?と選択を迫られ、仲間を選んだことで事態は悪化してしまうことが話の発端。その後もあらゆる場面で何度もイーサンは「選択」をしなくてはいけない分岐点に立たされるわけです。

「多くの命」だけでなく目の前の「1人の命」を見捨てない。これがイーサン・ハントの信条だけど、それは綺麗事では…?しかし、両者を救えてしまうのがイーサンでありそこにこっちが納得してしまう説得力がちゃんとあるんです!!

映画でどっちも救ってしまうイーサンを見ても違和感がないし、この男ならやってくれると思ってた…という気持ちになります。

アベンジャーズにイーサン・ハントがいたならもしかしたら、サノスは倒せていたかもしれないと思えるほど!

そこまでの説得力を持つ理由のは2つ!

1つはトムがスターだから!!!

そして、もう1つはトムが文字通り「命を張って戦っている」からです。

すべての場面で本物のトムがイーサン・ハントとして全力で戦いに挑む姿を見て、彼ならできるかもしれない!両方を救うという無茶なことができるのかもしれない!!とこっちが本気で思える。

 

 

だから、あれだけいろんな危ないスタントをやってるけど、一番感動するのはシンプルにトムが全力で走っているところじゃないですか!?

「がんばれ!がんばれ!もう少しだ!」と応援するベンジーことサイモン・ペックに感情移入して涙がちょちょぎれてしまいます!

これが先述したトム・クルーズ=イーサン・ハントの精神性がアクションに直結しているということなのです!

 

でも、お願いだからいったん落ち着いた映画に出て欲しいよ、トム。

次やったら本当に死んじゃうよ!

 

8/24公開!超新作映画『検察側の罪人』ネタバレ無しの感想文 〜木村拓哉VS二宮和也 二大スター対決であり嬉しい山崎紘菜サプライズ!〜

メインビジュアルに赤い太い線がある。

この線は超えてはいけない線。

法の番人であるならば、なお超えることは許されない。

法を無視して個人的な感情で人間に裁きを下していいのなら、これは混沌極まりないから。

 

本作と同じ検事役としてドラマ『HERO』では真実を追い求めその真実を元に平等な判断を下し続けてきたはずの木村拓哉が今回はその線を越えるか越えないか?という瀬戸際に立たされる本作『検察側の罪人』は法にのっとり、法に守られる生活を送る私たちにとって心乱れる1本。

キムタクは高校時代に幼馴染を殺されており、その事件は迷宮入りし時効を迎えたという辛い過去がある。

数年経ち検事になった今、ある殺人事件が発生しその容疑者がかつてのあの事件の第一容疑者と同一人物だった…。

冤罪だろうが、何だろうが、何としても被告人を罰したいキムタク!

個人的な感情で暴走するキムタクに立ちはだかるのは、かつての教え子である二宮和也!

豪華二大スター対決!

かつての教官キムタクの意志を継ぐつもりで頑張ってきたニノだったが、キムタクの暴走を見てなんともはがゆい気持ち…。

だけど、皮肉にも恩師から教わった真実を追い求め真実に従う信念を培ってしまったニノは完全なる板挟み。

劇中で髪をくちゃくちゃにする場面が登場するがそれは葛藤の現れ。

一体、どうなっちゃうの〜???

というのが、本作のメインストーリー。

その中でも特徴的な声の高さを持つニノが被告人を汚い言葉で追い詰める場面は開いた口がふさがらず隣に座る見知らぬお客さんと目が合ってしまいました。

これまた被疑者の口ぽんおじさんがムカつくんですわ。

冤罪なのかな…って思っても、ヤツの振る舞いに本当イライラさせれれる…。

こいつ裁けないのかよ!!!って思った瞬間にメインビジュアルの赤い線を思い出す。

 

「あれ…?今、そのラインの上に立ってる…?」

 

一線を越えた方が社会のためになんのかな…?いやいや!それは違う…!と首を横にしてハッとさせられる。

その宙ぶらりんがなんとも心苦しい…。

ぜひみなさん劇場でその葛藤を味わっていただきたい!

 

ちなみに、個人的には佐津川愛美ちゃんと同じように【予期せぬところで登場した時に思わず感謝してしまう女優】山崎紘菜ちゃんが出てきてグワっとテンション上がりました。

東宝シンデレラオーディション出身で先輩の長澤まさみちゃんの陰に隠れてしまっている感があるんですけど、小慣れてきてしまったまさみちゃんより、TOHOシネマズのCMで頑張ってる紘菜ちゃんの方が俄然応援したくなる!

もっと出て欲しい。

けど、油断してるところに急に出没する紘菜サプライズがたまらなく好きです。

しかも、今回はキムタクの娘。

父との絶妙な距離感、反抗的な態度なんだけど、家族親孝行で高級レストランに両親を連れてってしまうギャップ…これは長澤まさみちゃんじゃ無理なんですね。まさみちゃんは手練れ感がすごいからどんな家族サービスも計算の内に見えてしまう。ここは紘菜ちゃんじゃないと。紘菜ちゃんだから不器用でかわいいんですね。

その他、皮肉にドラマ『HERO』でお馴染みのキャストがメインだったり、トリスハイボールを飲まずしてもシラフで別の意味での一線を越えてくる吉高由里子の乱しっぷりは楽しくてたまりません。

キムタクVSニノを中心として個性豊かな俳優陣の活躍っぷりをぜひご堪能ください。

8/3公開!超新作映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト 』ネタバレ無しの感想文 〜もうこの映画を観てしまったら最後。大抵のアクション映画はもう楽しめない大傑作誕生!〜

幼稚園の時に本シリーズの1作目を父からVHSで鑑賞させられ、若きトム・クルーズのカッコ良さと過剰すぎないスリリングな映画の内容に惚れてしまった僕。

同時期に観た映画『スピード』と『アンタッチャブル』の影響も相まって、当時流行っていた戦隊モノやアニメには見向きもせず、折り紙でピストルを作りアスレチックを特急列車に見立てて、イーサン・ハントに成りきった。

M:Iの敵であるジョン・ヴォイドの役を友達にやってもらいたかったが、誰にも意味をわかってもらえず、脳内で描いた架空の敵にひたすら折り紙銃を向けていた記憶は鮮明。

その頃からイーサン・ハントは【絶対不可能を可能にする】目標とすべき心の中の幼なじみ!

そして、今回8/3に公開が決定したシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』のマスコミ向け試写会に縁あって行かせて頂きました。

予告編が出た時からもちろんテンションブチ上がりで動態を追っかけてた本作。

見せ場を詰めすぎた予告編を見ると本編の面白さが大幅に減少してしまう昨今であるから「やばい、予告編見すぎてる…純粋に楽しめないかも……」とブルーな気持ちにもなりつつ楽しみな気持ちもあり、結果的に変なアドレナリンが分泌され前日からずっと吐き気が止まらない。

「このままでは試写室にたどり着けないかも…。いや、ていうか、今こんな気分ならいっそのこと観なくていいか!観ないまま一生を終えよう!」という訳のわからない開き直りもありながら、絶妙なコンディションで試写室へ。

いざ上映スタート!

 

…結論から言います。

M:Iシリーズ史上…というかアクション映画史にとんでもない深い爪痕を残す超大傑作であり、これまでの1~5作品を積み上げてきたからこそ出来た集大成的一本!

イーサン・ハントたちはテロリストと戦うんだけど、もうこの映画自体がテロだろ!!

あんたがテロリストだよ!これ以降のアクション映画はどうしたらいいんだよ!

本作のせいで他の映画である程度ことが起きてももう驚けない体になってしまったよ!どうしてくれるんだ!!

で?何がすごいの?って話になるんですけども、まずは先述した予告編問題。

特にアクション映画の予告編は宣伝のインパクトを重視し映画の目玉になるような見せ場、大掛かりなアクションシーンをつまんで詰め込んでしまうのがあるあるです。

ゆえに、本編見てると「あー、この後あの予告編の場面だな…」って答え合わせをするような見方になってしまい、それ以外は失速してしまう。これは僕らの見方だけでなく作品自体がそれに陥ってることが大半で、これまでのM:Iシリーズにもその手の落ち度はありました。

だが、しかし!!

この映画は大アクションを大アクションで繋ぎ、そこ以外の「静の時間」でさえも目に見えないアクションが進み緊張感が全く途切れない!!!

問題が解決した。アクションが終わった。と思いきや次の何かが発生する。つまり、休息がない!

僕は本作を『ドジョウつかみ映画』と命名したい!!!

ドジョウ捕まえた!と思いきやヌルッと抜け出して泳ぎだす…の繰り返しで2時間27分ずっと落ち着かないの!もう全然掴めない訳ですよ!!!

もちろんスター映画でもあるから、いかにインポッシブルな事が起きようとも「どうせまた大丈夫でしょ。助かるんでしょ。なんとかなるんでしょ」ってナメてるんだけど「あっ!!!危ない!!!」と本気で思ってしまう。

こういうビックタイトル映画が驚き慣れをしてしまっている我々観客をマジでヒヤヒヤさせることができてるってホントにすっごい事ですよ!!???

トム・クルーズや現スーパーマン役のヘンリー・カヴィルらによるCGによるアクションでは今後何も感じなくなってしまうようなノースタントアクションがそれらに貢献してるのはもちろん。

が、そこに加えて今回は映像美、演出、音楽、構成、演出全てが惚れ惚れとするほど素晴らしい。

 

前半は閉鎖的で限定された空間による動きの面白さを追求し、サム・メンデスの007映画を彷彿とさせるシンメトリーな画面のバランスや人の配置でオシャレとクラシックな雰囲気が漂う渋さが抜群。鏡面世界が強調されており、トイレでトムと共闘するヘンリー・カヴィルの2人が鏡越しに映るカットは両者の関係性を表す重要な場面だし、パーティー会場の万華鏡の中に入り込んだような鏡の世界は脱出不可能な迷宮のようでこの映画のテーマにも通じています。

後半クライマックスではそれら完璧で均衡のとれた世界を徹底的に壊し、抜けの良い開放的な気持ち良さがあります。ある人物がそれまでの世界とは真逆の行く末を辿るのはなんとも象徴的。

「絶望」という意味合いで使われていた冒頭のある光は、終盤で観客をミスリードさせる展開で「希望」という意味に置き換えられていて、スリリングさを倍増しつつも物語として意味あるものになっているという、なんとも憎たらしい上手い演出!

「選択」がこの映画のテーマの1つでもあり、各キャラが何度も何度も二択を迫られ、台詞では合わさぬもののその苦しみ、葛藤は役者らの抜群の演技で語られます。

一作目からの相棒であるルーサーの台詞に泣かされるとは思わなかった…。

シリーズお馴染みのテーマを取り入れながらもスケールを拡大しどこか終末感さえ漂わせる音楽も観客を不安にさせたり高揚させたりと思うがまま。

 

 

 

 

 

 

 

今までただただ楽しいシリーズだったもんだから、もはや違和感さえ感じる完成度の高さに「これは本当にM:Iシリーズか?」と疑ってしまうほど。

それぞれの完成度が高すぎて、もうただただイーサンが全速力で走ってるだけでこっちは感動してしまって泣いている!

お馴染みの馬鹿馬鹿しい秘密兵器が減ってしまったのは少し寂しい気もするものの、久しぶりに面白すぎて泣きながら「心の幼なじみイーサン!イーサンがんはれ!みんながんばれ!がんばれ!」と勝手に応援上映してしまっている自分がいました。

ていうか、大丈夫か?次がヤバくない?もうこれ以上上は無くないか???

という心配はご無用。

心の幼馴染イーサン・ハントは観客が思う「これ以上は無理だろ」という絶対不可能さえも可能にしてしまう男なのだから!

新作映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』感想文 〜大胆な舵を切ったシリーズ第5弾!次作で恐竜は絶対に喋る!〜

恐竜の血を吸った蚊から恐竜のDNAを採取。欠落してしまった部分にカエルDNAを組み込んで恐竜を現代に蘇らせ、絶滅してしまった恐竜のテーマパークを作る!

そんな夢のような話を実現させるも、生命をコントロールしようとする人間の傲慢な行いはうまくはいかない……

まるで神の領域に手を出してしまった人間に審判が下るかのように、恐竜は暴走し人間を食い荒らす!

そんな感動と驚きと恐怖に満ち溢れた93年の1作目からシリーズ化され、ついに今回で第5弾!

恐竜をコントロールしようとしたけど……や、やっぱり出来ない!を繰り返す全く反省しない人類。

前作から【恐竜の擬人化】がピクサー並みに進み、前作は主人公たちを救ってくれるラプトルやTレックスを観てゴジラのVSシリーズを観ている感覚も覚えるほどになりました!

たぶん、この調子だと次回、恐竜は喋るよ!!!

というのも……あながち冗談ではなく今回の 『炎の王国』本編内でみんなが知っているお馴染みのテーマ曲は流れずどこか暗いムード。前半で噴火しまくる火山や迫り来るマグマ。土砂降りの中で行われる屋敷のオークション場面などなんとなく終末感がプンプン漂う…。

と思っていたら、ラストでとんでもない展開に…。

 

 

これまで同じシチュエーションを繰り返してきた本シリーズのマンネリ化を避けるためにも大きな舵を切っており、パークではなくワールドというタイトルにも「なるほど…」とうなずける仕上がりに。

この感じなんだっけ?と思ったらあれでした。最近やった『猿の惑星』新三部作!

てなると、やっぱり恐竜喋れるようになるんじゃないですか!?

今回もニヤニヤしたり、ウソ寝してたり、人類を助けてくれたりと知能レベルはあがってきているわけですから次回作では自分を捕まえようとするクリス・プラットに向かってブルーが「NOー!」と発して劇場が静まり返る…。みたいなことだってあえりえるよ!!!

 

新作映画『カメラを止めるな!』感想文 ネタバレなし 〜面白すぎて心臓バクバク!脳内思考停止!嫉妬さえおぼえる最高娯楽作!〜

平日にも関わらず毎回満席。ぼくは本作『カメラを止めるな!』を観ながら情熱とサプライズと気持ち良さと感動と笑いが一気に押し寄せ、落涙。

鑑賞後に表に出てみると監督、スタッフ、出演者によるサイン待ちで長蛇の列。

並んでるお客さんは彼らに向かって「面白かったです」「2回目です」「最高でした」と映画の宣伝でよく見るウソくさい感想ではなくマジの。マジでマジの目をしながら握手をしてサインをもらっている。

幼少時代から映画監督を目指したものの今はなぜかお笑い芸人を仕事にしようとあがいてる27歳のぼくにとって、この熱狂的なムーブメントになぜだか嫉妬……!我ながら、だいぶおこがましい…!

映画を観てるときは最高に楽しめたのに、サインをもらう時にはなんだか動揺してしまい、対応してくれている関係者陣の「ありがとうございます」という声掛けも完全に無視。下を向きながら無言でパンフにサインをもらうという何とも無様なわたし。(態度悪くてごめんなさい!)

 

 

映画館を出た後もすぐには帰れず、頭を冷やすために歩いて帰りました……。

「人を笑わせる」一番の手段は「生」であり映画は最良の手段ではない!と勝手に持論を立てていたぼくは完膚なきまでぶち飛ばされました。そういったこの映画の「笑い」の一面だけでじゃないあらゆる面においてこっちは完全にオーバーヒート。帰り道では脳内思考停止……。

ぼぉぉぉぉぉ〜…っとしながらフラフラ歩き家に着く頃、20分止まっていた脳がやっと再起動。

 

最初に浮かんだ言葉は「やっぱり映画は娯楽だ!!!」

 

でした。

 

楽しくなければ意味がないし、楽しいところに人は集まる!

 

 

「Keep rolling」

本作『カメラを止めるな!』主題歌タイトルでもあり、海外の映画監督がカメラを回し続ける指示を出す時に発する言葉。

 

カメラを止めるな!

転がり続けろ!

なにがあっても止めるな!止めるな!

立ち止まるな!

突き進め!

 

ず…ずきゅん…!!!

 

説教くささなど全くなく、自然とむしろ楽しく心に突き刺さるこのメッセージに、今の自分を見つめさせられる!!

 

今の自分はどうなんだ?

 

DVDを待って自宅で観るんじゃ、絶対にダメ!満席の映画館でみんなと体験してください!

新作映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』感想文 〜ネタバレ無し!すっかりキャバくなってしまった幼馴染と銀河を大冒険!〜

 

遠い昔、遥か彼方の銀河系で……帝国が設立され、強制的に労働させられる惑星に束縛されていた孤児のソロとキーラだったが、ある出来事によって2に人は離れ離れに。

それから3年後。入隊した帝国アカデミーの上司との関係性がうまくいかず、その場にいた盗賊と合流するハン・ソロは誰にも従わず自分が思う通りに生きる流れ者!まさにアウトロー!銀河の寅さんと化していた!

風の吹くまま気の向くままに生きる車ソロ次郎の願望は1つ!

 

愛しのキーラに再会し、共に旅をすること!

 

 

すると、ひょんなことからキーラと再会!

まじかよ!!!ラッキーすぎる!

話終わりじゃん!

 

 

と思いきや……田舎にいた時とすっかり変わり胸元ぱっくり開いた服をまといキャバくなってしまったキーラ

 

「あら、ソロ。久しぶり。垢抜けないわね」

 

さらには、自分よりも金持ちで小綺麗な犯罪組織のボスの女に……

ソロが昔のノリで接するもキーラはどことなく冷静。

 

「これまでの私を知ったら、もうそんな目で二度と見れなくなるわ…」

 

ドキィィィィッ!

 

そう、この3年でソロは必死こいて愛しのキーラを必死に追っかけていたが、キーラはもう「大人の女」になってしまっていた。

これまでのSTAR WARSシリーズでそれなりのラブロマンスはあったけど、こんなリアルな生々しい恋愛模様は初めてじゃないか…?

別次元の女になってしまったことに気づかずガキ・ソロは懲りずに「俺と一緒に旅に出ようぜ」っとキーラを隙あらば口説く。

 

違うんだよ!!ソロ!!

 

もう君の出る幕は無いんだ!!!キーラは昔と違う!

そんなキーラもソロに対して「あなたと銀河を旅することを考えると○○」と昔から想っていた心情をソロに吐露するんですが…その気持ちは明らかにソロを男として見ているわけではない事がわかる。それでもソロは能天気にニヤニヤが止まらず決め台詞

 

「迎えにいくぜ」

 

違うんだよ!!ソロ!!

もう無理なんだよ!!!

 

高校時代、秘密基地作ったり川でザリガニ獲ったりする日々を送っていたクソ童貞の僕が年上の男性と付き合う、というステータスがかなり上の同級生の女の子に対して抱いていたあの感情…あれと同じだ!

「うわ、エロい…」という思春期ならではの感情と共に「やめてやめて…」と思っていたあの感情!あのズレ!虚無感!

エピソード4では童貞ルークをガキ扱いしてスカしていたハン・ソロにもこんな時代があったのか…!

ソロ!!!

今のおまえルークみたいだぜ!!!

 

 

バカだね〜、まったく…。

 

そう、これは誰もが憧れる【幼馴染との恋】を成就させようとする大人になれないソロによるすれ違いラブストーリーだったのだ!

 

そんな切ない話がベースにありつつ、ファンを唸らせるサービスや超サプライズを程よくまぶし(ファンサシーンでさらっとジョン・ウィリアムズのSWのテーマを流すあたりがしびれる)、ここ数十年間ファンの間で論争が起きていた【ソロの倫理観】についてもラストでしっかりアンサーを出してきてくれている!

このラストはヤクザ映画『県察 対 組織暴力』や『暗黒街の対決』で描かれたような荒くれどもの不器用な友情、生き方を彷彿とさせるジェダイでは描けない熱いアウトローな展開!

ちゃんとハン・ソロならではの、ハン・ソロによるハン・ソロ映画!

ファンが楽しみにしていたフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督の降板の衝撃、本土で他のSWシリーズより興収が低かったりと観る前の情報でいろいろのノイズが多い本作ですが、初見の観客でも楽しめる痛快な冒険活劇!ぜひご覧ください!