新作映画『ザ・プレデター』感想文 〜過去作を踏まえつつ、プレデターのことを大好きになっちゃう話〜

狩りが大好き宇宙人、3度目の地球来訪!

 

酷い顔を持ちながらも最新テクノロジーを駆使して大好きな「狩り」をたしなむプレちゃんはかつて地球に2度降り立ち、見事な血祭りを開催しながらも返り討ちに遭いました。(『エイリアンvsプレデター』1&2と『プレデターズ』は無かったことにされています。)

暑い季節と戦場を好んでやってくるプレちゃん。そんな彼らにさすがに人類も襲来を予知して秘密裏に研究を進めていたところへやってきた逃亡プレデター!

よっ!待ってました!!!

そいつを追う身長3メートル越えのアサシン・プレデター!

どうやら逃亡プレちゃんが持っている【とあるアイテム】を探している様子のアサシンプレちゃん。

この奪い合いに人類が巻き込まれるのだった!果たして、人類の行く末は!?そして、逃亡者はいったい何を持ってきたのか…??

僕がこのシリーズで楽しみにしているのは3つ!

 

①武士道精神

②残虐な狩り

③かわいさ

 

です!

 

まず①の【武士道精神】

プレちゃんは片っ端から人を殺すエイリアンではなくて、彼らには彼らなりのきちんとしたルールや倫理観がるところが面白い!

ひたすら強い男を倒したい!という孫悟空みたいな思考回路をプレちゃん全員が持っているのです。だから、非力な女や子供、老人には基本、手を出さない。「武器を持った男」を片っ端からなぎ倒します。

2作目では武器を持った女性の首根っこをつかみましたが、その女性が妊娠していることに気づき手を離す場面が。

エイリアンvsプレデターでは、心臓に病を抱えたおじいちゃんを見過ごします。

やだん……好きになっちゃいそう。やっぱり男って中身だぜ。

誤解されてると思うんですけど、ある意味でプレちゃんは平和の使者ですよ。

だって、武器を持たなければ殺されない。つまりは武器を捨てればいい!地球平和になりますよ!

ラブ&ピースな憎めないヤツなんです。

そして、本作でもちゃんとありました。

主人公である生物学者のお姉さんと目があいますがプレちゃんはしっかり去ります。ワオ、出た。

ただ、ここでこのお姉さんは諸事情により全裸なんですね。

だから、ポリシー関係なく心臓がばくばくしちゃってパニクっちゃったって可能性もありますよね。そう考えると、部屋を出るときのドアの開け方が妙に荒々しかったのも納得できます。手ふるえてたのかな。童貞だったのかな。やっぱり童貞は映画映えしましすよね。

 

ちなみに、今回なくて残念だったのが【自らマスクオフ】のシーン。

プレちゃんがずっとかぶっていた仮面を一体どこでどのように外すのか?っていうのはかなり毎作重要なポイントなんですね。

個人的には『エイリアンvsプレデター2』のマスクオフ場面には拍手喝采です。

 

そして、②の【残虐な狩り】

プレちゃんはね、倒した人間の頭蓋骨と背骨を気持ちよくスポン!って抜き取ったり、殺した男を逆さに吊って全身の皮を剥ぐんです。なんだかそこに執着心があるらしくわざわざ敵地に赴いてまで遺体を奪い吊るし上げる。

「おれって強いんだぜ!」の証なんでしょうね。

なんて残虐なことするんだろう…って思うんですけど、2作目で食肉工場が登場するんです。

そこでさばかれた牛の肉が何体もぶら下がっていてその中で人間はプレちゃんと戦う。つまり人間も同じことしてるんですよね。狩りをして、その肉を加工してぶら下げるんですよ。

こういったことからもプレちゃんは決して「悪」ではないとわかるわけですね。

そんな残虐シーンおなじみの本シリーズ。今回の新作は…R-15なんです!

どうやら同じ20世紀FOXの『ローガン』ヒットの影響もあったようなんですがしっかり残虐。

シリーズ初でしょうか、冒頭でちゃんと人間の内臓が出てきますし、カモフラージュ技術を使ったプレちゃんが血を浴びることでフォルムがわかるシーンなど、オシャレグロい場面が!

それ以外にも笑っていいのかわからないバイオレンスな描写がてんこ盛りです。

 

最後!③【かわいさ】

プレちゃんはなんだかんだ可愛い部分もあるんですね。

犬や猫などペットの可愛さって、言葉を発しないところにあると思うんです。コミュニケーションがとれない代わりに目で訴えたりしぐさで感情を表現したりする。プレちゃんも同じでして言葉が通じないゆえに可愛さがありますね。

1作目ではシュワちゃんがしかけたトラップに対して「これ罠じゃないの〜?」って気づく目線可愛い。そのあと自爆するときにお前そんな愉快なやつだったの??ってこっちが驚くくらい異常に笑うんですけどそれも可愛い。

2作目に関しては人んちのバスルームで裁縫セット取り出してせっせと編み物なんかしちゃったりして。

個人的に1番好きなのが『エイリアンvsプレデター』の最後で雪の中をソリで逃げる場面ですね!これが1番!

着ぐるみスーツのプレちゃんが人間の女の子と一緒にソリに乗って爆破から逃げるの。危ないからちゃんと頭かがめてるの。この直後に「危なかったね」とか言われたら台無し。しゃべんなくていいんですよね。

で、今回も可愛さがありました!しかも先述した言語が通じないという部分を最大限に活かしてたプレちゃんの空回り…。

映画の後半でそれがわかるんですが、そんなこと考えてたの?だとしたら、今までかわいそう!って愛らしくなります。おそらく映画の前半プレちゃんは「違う!違う!そうじゃないのよ!」って思ってたのか…って考えると切ないぜ!

言葉通じないのに、一生懸命やってくれてホント可愛いヤツだな〜…。

こういった点を踏まえつつ正直、本作は賛否真っ二つだと思います。

今までのシリーズの良さもありつつそうでない部分が目立ったりするから!

でも、これも新プレデターの門出としてはマンネリ防ぐためにも仕方なかった展開だと思われます!

ぜひみなさん劇場でお確かめください!

 

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