9/21公開!超新作映画『死霊館のシスター』ネタバレなしの感想文!〜祈っても無駄!地の利を得たヴァラクが大暴れ!〜

「ヒーローにユニバースがあるなら、ホラーにあったっていいじゃない!」

シリーズの父である天才東洋人監督ジェームズ・ワンがそう言ってスタートした【死霊館ユニバース】の第5弾『死霊館のシスター』

本作はシリーズの時系列としては最古に当たる第二次世界大戦直後1952年の物語。

ルーマニアの巨大な修道院で尼さんが首吊り自殺。他の修道女たちは沈黙のまま。この事態を調査すべく、怪奇現象の調査に秀でたバーグ神父と修道女見習いのアイリーンちゃんがバチカンの命令によってその地に赴くのだが、そこで出会ったのは最凶の悪魔シスター・ヴァラクであった…。

死霊館2でも大暴れしてたヴァラクだったけど今回は修道院という自身にとってはホームで安心しているのか2を上回る暴れっぷり。他の霊を操る十八番芸はもちろんのこと、おっちゃんをお墓に閉じ込めたり、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる斜め立ちなど「え!?そんなこともできるの??」とこっちの常識がひっくり返る技を矢継ぎ早に披露してくれるサービスっぷり。

そこに加え、劇中の舞台となるバカでかい修道院という舞台は非キリスト教圏の我々だからこそよりファンタジックかつ不気味に感じヴァラクの恐怖を増す。

2のイギリス・エンフィールドではお家内でヴァラクがうろちょろしていて、そのシスターという格好が日常生活的には【異質】だったからそれが恐怖でもあったんですが、本作の修道院はもちろんその格好が当たり前。それゆえ【通常のシスターの中にヴァラクが紛れている】という地の利を得たヴァラクが前回とは別の恐怖をみなさんにお届け。ていうか、後半ではまさにこの紛れ戦法によるトランプの神経衰弱的なシークエンスがあったりする。この修道院という舞台を活用してくれているので全く別ジャンルだけどインディ・ジョーンズを彷彿とさせるアドベンチャー、アクションもてんこ盛りでそういう意味ではシリーズで1番娯楽性が高い作品と言えるかもしれない。

おまけに、死霊館2作は実話を元にしているため好き勝手できないがスピンオフ作品はジェームズ・ワン原案のオリジナル創作のため遠慮なくガンガン人が死ぬというのもミソでまったく安心できない。本シリーズ特有のストーリーのひねりも効いておりシリーズで1のどんでん返しも秀逸!

鑑賞中すんげぇ怖いからホラー場面になると脳内で『天使にラブソングを』の愉快なウーピー・ゴールドバーグを画面に登場させ、怖い顔したヴァラクに歌の楽しさを教えあげるという妄想を膨らませましたが見事恐怖に支配され失敗。

今後、尼さんを見たらまず真っ先にヴァラクを思い浮かべちゃうことは間違いなし…。

みなさん、祈っても無駄ですのでご注意ください。

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