8/24公開!超新作映画『検察側の罪人』ネタバレ無しの感想文 〜木村拓哉VS二宮和也 二大スター対決であり嬉しい山崎紘菜サプライズ!〜

メインビジュアルに赤い太い線がある。

この線は超えてはいけない線。

法の番人であるならば、なお超えることは許されない。

法を無視して個人的な感情で人間に裁きを下していいのなら、これは混沌極まりないから。

 

本作と同じ検事役としてドラマ『HERO』では真実を追い求めその真実を元に平等な判断を下し続けてきたはずの木村拓哉が今回はその線を越えるか越えないか?という瀬戸際に立たされる本作『検察側の罪人』は法にのっとり、法に守られる生活を送る私たちにとって心乱れる1本。

キムタクは高校時代に幼馴染を殺されており、その事件は迷宮入りし時効を迎えたという辛い過去がある。

数年経ち検事になった今、ある殺人事件が発生しその容疑者がかつてのあの事件の第一容疑者と同一人物だった…。

冤罪だろうが、何だろうが、何としても被告人を罰したいキムタク!

個人的な感情で暴走するキムタクに立ちはだかるのは、かつての教え子である二宮和也!

豪華二大スター対決!

かつての教官キムタクの意志を継ぐつもりで頑張ってきたニノだったが、キムタクの暴走を見てなんともはがゆい気持ち…。

だけど、皮肉にも恩師から教わった真実を追い求め真実に従う信念を培ってしまったニノは完全なる板挟み。

劇中で髪をくちゃくちゃにする場面が登場するがそれは葛藤の現れ。

一体、どうなっちゃうの〜???

というのが、本作のメインストーリー。

その中でも特徴的な声の高さを持つニノが被告人を汚い言葉で追い詰める場面は開いた口がふさがらず隣に座る見知らぬお客さんと目が合ってしまいました。

これまた被疑者の口ぽんおじさんがムカつくんですわ。

冤罪なのかな…って思っても、ヤツの振る舞いに本当イライラさせれれる…。

こいつ裁けないのかよ!!!って思った瞬間にメインビジュアルの赤い線を思い出す。

 

「あれ…?今、そのラインの上に立ってる…?」

 

一線を越えた方が社会のためになんのかな…?いやいや!それは違う…!と首を横にしてハッとさせられる。

その宙ぶらりんがなんとも心苦しい…。

ぜひみなさん劇場でその葛藤を味わっていただきたい!

 

ちなみに、個人的には佐津川愛美ちゃんと同じように【予期せぬところで登場した時に思わず感謝してしまう女優】山崎紘菜ちゃんが出てきてグワっとテンション上がりました。

東宝シンデレラオーディション出身で先輩の長澤まさみちゃんの陰に隠れてしまっている感があるんですけど、小慣れてきてしまったまさみちゃんより、TOHOシネマズのCMで頑張ってる紘菜ちゃんの方が俄然応援したくなる!

もっと出て欲しい。

けど、油断してるところに急に出没する紘菜サプライズがたまらなく好きです。

しかも、今回はキムタクの娘。

父との絶妙な距離感、反抗的な態度なんだけど、家族親孝行で高級レストランに両親を連れてってしまうギャップ…これは長澤まさみちゃんじゃ無理なんですね。まさみちゃんは手練れ感がすごいからどんな家族サービスも計算の内に見えてしまう。ここは紘菜ちゃんじゃないと。紘菜ちゃんだから不器用でかわいいんですね。

その他、皮肉にドラマ『HERO』でお馴染みのキャストがメインだったり、トリスハイボールを飲まずしてもシラフで別の意味での一線を越えてくる吉高由里子の乱しっぷりは楽しくてたまりません。

キムタクVSニノを中心として個性豊かな俳優陣の活躍っぷりをぜひご堪能ください。

8/3公開!超新作映画『ミッション:インポッシブル フォールアウト 』ネタバレ無しの感想文 〜もうこの映画を観てしまったら最後。大抵のアクション映画はもう楽しめない大傑作誕生!〜

幼稚園の時に本シリーズの1作目を父からVHSで鑑賞させられ、若きトム・クルーズのカッコ良さと過剰すぎないスリリングな映画の内容に惚れてしまった僕。

同時期に観た映画『スピード』と『アンタッチャブル』の影響も相まって、当時流行っていた戦隊モノやアニメには見向きもせず、折り紙でピストルを作りアスレチックを特急列車に見立てて、イーサン・ハントに成りきった。

M:Iの敵であるジョン・ヴォイドの役を友達にやってもらいたかったが、誰にも意味をわかってもらえず、脳内で描いた架空の敵にひたすら折り紙銃を向けていた記憶は鮮明。

その頃からイーサン・ハントは【絶対不可能を可能にする】目標とすべき心の中の幼なじみ!

そして、今回8/3に公開が決定したシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』のマスコミ向け試写会に縁あって行かせて頂きました。

予告編が出た時からもちろんテンションブチ上がりで動態を追っかけてた本作。

見せ場を詰めすぎた予告編を見ると本編の面白さが大幅に減少してしまう昨今であるから「やばい、予告編見すぎてる…純粋に楽しめないかも……」とブルーな気持ちにもなりつつ楽しみな気持ちもあり、結果的に変なアドレナリンが分泌され前日からずっと吐き気が止まらない。

「このままでは試写室にたどり着けないかも…。いや、ていうか、今こんな気分ならいっそのこと観なくていいか!観ないまま一生を終えよう!」という訳のわからない開き直りもありながら、絶妙なコンディションで試写室へ。

いざ上映スタート!

 

…結論から言います。

M:Iシリーズ史上…というかアクション映画史にとんでもない深い爪痕を残す超大傑作であり、これまでの1~5作品を積み上げてきたからこそ出来た集大成的一本!

イーサン・ハントたちはテロリストと戦うんだけど、もうこの映画自体がテロだろ!!

あんたがテロリストだよ!これ以降のアクション映画はどうしたらいいんだよ!

本作のせいで他の映画である程度ことが起きてももう驚けない体になってしまったよ!どうしてくれるんだ!!

で?何がすごいの?って話になるんですけども、まずは先述した予告編問題。

特にアクション映画の予告編は宣伝のインパクトを重視し映画の目玉になるような見せ場、大掛かりなアクションシーンをつまんで詰め込んでしまうのがあるあるです。

ゆえに、本編見てると「あー、この後あの予告編の場面だな…」って答え合わせをするような見方になってしまい、それ以外は失速してしまう。これは僕らの見方だけでなく作品自体がそれに陥ってることが大半で、これまでのM:Iシリーズにもその手の落ち度はありました。

だが、しかし!!

この映画は大アクションを大アクションで繋ぎ、そこ以外の「静の時間」でさえも目に見えないアクションが進み緊張感が全く途切れない!!!

問題が解決した。アクションが終わった。と思いきや次の何かが発生する。つまり、休息がない!

僕は本作を『ドジョウつかみ映画』と命名したい!!!

ドジョウ捕まえた!と思いきやヌルッと抜け出して泳ぎだす…の繰り返しで2時間27分ずっと落ち着かないの!もう全然掴めない訳ですよ!!!

もちろんスター映画でもあるから、いかにインポッシブルな事が起きようとも「どうせまた大丈夫でしょ。助かるんでしょ。なんとかなるんでしょ」ってナメてるんだけど「あっ!!!危ない!!!」と本気で思ってしまう。

こういうビックタイトル映画が驚き慣れをしてしまっている我々観客をマジでヒヤヒヤさせることができてるってホントにすっごい事ですよ!!???

トム・クルーズや現スーパーマン役のヘンリー・カヴィルらによるCGによるアクションでは今後何も感じなくなってしまうようなノースタントアクションがそれらに貢献してるのはもちろん。

が、そこに加えて今回は映像美、演出、音楽、構成、演出全てが惚れ惚れとするほど素晴らしい。

 

前半は閉鎖的で限定された空間による動きの面白さを追求し、サム・メンデスの007映画を彷彿とさせるシンメトリーな画面のバランスや人の配置でオシャレとクラシックな雰囲気が漂う渋さが抜群。鏡面世界が強調されており、トイレでトムと共闘するヘンリー・カヴィルの2人が鏡越しに映るカットは両者の関係性を表す重要な場面だし、パーティー会場の万華鏡の中に入り込んだような鏡の世界は脱出不可能な迷宮のようでこの映画のテーマにも通じています。

後半クライマックスではそれら完璧で均衡のとれた世界を徹底的に壊し、抜けの良い開放的な気持ち良さがあります。ある人物がそれまでの世界とは真逆の行く末を辿るのはなんとも象徴的。

「絶望」という意味合いで使われていた冒頭のある光は、終盤で観客をミスリードさせる展開で「希望」という意味に置き換えられていて、スリリングさを倍増しつつも物語として意味あるものになっているという、なんとも憎たらしい上手い演出!

「選択」がこの映画のテーマの1つでもあり、各キャラが何度も何度も二択を迫られ、台詞では合わさぬもののその苦しみ、葛藤は役者らの抜群の演技で語られます。

一作目からの相棒であるルーサーの台詞に泣かされるとは思わなかった…。

シリーズお馴染みのテーマを取り入れながらもスケールを拡大しどこか終末感さえ漂わせる音楽も観客を不安にさせたり高揚させたりと思うがまま。

 

 

 

 

 

 

 

今までただただ楽しいシリーズだったもんだから、もはや違和感さえ感じる完成度の高さに「これは本当にM:Iシリーズか?」と疑ってしまうほど。

それぞれの完成度が高すぎて、もうただただイーサンが全速力で走ってるだけでこっちは感動してしまって泣いている!

お馴染みの馬鹿馬鹿しい秘密兵器が減ってしまったのは少し寂しい気もするものの、久しぶりに面白すぎて泣きながら「心の幼なじみイーサン!イーサンがんはれ!みんながんばれ!がんばれ!」と勝手に応援上映してしまっている自分がいました。

ていうか、大丈夫か?次がヤバくない?もうこれ以上上は無くないか???

という心配はご無用。

心の幼馴染イーサン・ハントは観客が思う「これ以上は無理だろ」という絶対不可能さえも可能にしてしまう男なのだから!

『ミッション:インポッシブル』シリーズ5作品 一気に感想文!8/6公開の最新作『M:I フォール・アウト』に備えよ!

『ミッション:インポッシブル』

1996年 シリーズ第1作

   

今では主人公イーサン・ハント演じるトム・クルーズの命しらずのノースタントやド派手なアクションのイメージが強い本シリーズですが、記念すべき1作目の監督はホラーやサスペンスの名手であるブライアン・デ・パルマ。

ドッカン!ドッカン!やるのは本当に最後だけで、それまでは心理戦がメインとなるミステリー仕立てのスパイ映画になっており、全シリーズに登場する小ネタやセリフがギッシリ詰まった1本。

実は物語の根底に「三角関係」というテーマが隠されています。

しかも、イーサンが恋するのは上司の女…。

本人のセリフでハッキリと語られるわけではありませんが、冒頭のある行為と彼女を見つめる目を見れば一目瞭然。

「あ、イーサン…君は愛してしまったんだね」と。

そう考えてみると、なんとも言えない切なさが残る…。

イーサンは絶対不可能なミッションに挑む時の作戦会議でもニヤついちゃってるし、上司の女好きになっちゃうし…まだこの頃は若輩者だったイーサン・ハントをこの目で確かめよ!

 

 

『ミッション:インポッシブル2』

2000年 シリーズ第2作

今、見直しても明らかに毛色の違う異色な1本。

というのも、前作とは監督が変わりアクション映画の大巨匠ジョン・ウー大先生がお撮りになられた本作。

イーサンがドヤ顔しながら断崖絶壁を登るシーンから映画スタート。彼曰く休暇らしいんだけど、どう見てもオフには見えないよ!

つまり彼にとって休暇とは筋トレ日!こんなやつ強いに決まってるぜ!と大々的に宣言をしている冒頭!

脳みそに筋肉が侵食してしまったイーサンのようにこの映画は実にシンプルで裏切りや心理戦はない!

相棒となる峰不二子ちゃんの色気を駆使しながら盗まれたウイルスを取り返しに行こうぜ!という単純明快でなんとも風通しの良い痛快作なのだ!!!

注目していただきたいのは、この時点でもうトムはノースタントで肉弾戦やバイクチェイスや崖登りをガンガンこなしているということ。スタントマン起用じゃ決して撮れない近距離撮影でトムは暴れまわる。

たしかに、前作のワイヤーや○○メートルの高さに登っただとか飛び降りたとか色んなトムのノースタントがあるが、本作は肉弾戦の量がダントツ!看板にできるような1発でかいインパクトのあるスタントではないが、大量のスタントをこなすトムの凄みがよくわかる。

その肉弾戦も相まって、シリーズの中で一番の男臭さを放ちまくり!

タイムリミットが迫り、早くラスボスを倒さなくてはいけないのに、持っていたナイフを捨ててあえて殴り合いで決着をつけようとするというイーサンの男気がかいま見える1本だ!

 

 

『ミッション:インポッシブル3』

2006年 シリーズ第3作

ドラマ畑からやってきたJJエイブラムス監督だけあって、冒頭からいつもと違う。

あえて、物語の最も暗いクライマックスから始めることで観客の気持ちは一気に落とされ、いくら作中でミッションに成功しても「ああ…このあとには…もう…」と不安がよぎってしょうがない。

物語の行く末を気にならせることで観客の集中力を高めるという連続ドラマらしい演出方法!

前作に皆無だったスパイ映画らしさも取り戻し、これ以降のシリーズで多様されるマイケル・ジッアーノのスパイ映画らしいサントラも胸高鳴る!

この時、イーサンはまさかの結婚し引退。教官という立場で一線から退いているが、テロリストに捕まった自分の教え子を救うため現場に復帰。その過程でラビット・フットという名を知り、争奪戦に巻き込まれて行く。

「家庭と仕事の両立」がテーマになっており、シリーズの中で1番感情的になっているイーサンが見れるというのもポイント。

また、今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンがラスボスを演じており、冷酷な顔面演技は怖い怖い…。

このホフマン演じるラスボス自身に肉体的な力があるわけでなく裏で糸を引く黒幕スタンスや、不気味な存在感、脱走するシークエンス、愛する人を標的にし心を揺さぶる言動を見ていると、のちの『ダークナイト』のジョーカーに影響を与えているのでは?と思える節もあり。

そして、何と言っても驚きはラストの香港場面でのトム・クルーズの足の速さ!速すぎて引く!

 

 

『ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル』

2011年 シリーズ第4作

『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』でお馴染みアニメ映画出身のブラッド・バード監督によるアクションと心理戦のバランスが見事にとれた快作で、劇場で「あっ!!!」と声を出してしまったほどのドキドキワクワクを未だによく覚えています。

笑える秘密道具が満載だし、アクションもドカンドカンやらずにちょうどよく、ラストの立体駐車場の上下左右の動きを活かした名アクションは必見!

前作でちょい役だったサイモン・ペックのおかげもあって軽やかに朗らか。

そして、前作で描いていたイーサンの幸せの絶頂を観ていると…グサリとくる行間があり「ああ。前回から今回の間でそんなことが……」といたたまれない気持ちに。

「あのビルならどこから登って、どこから飛び落りるかな〜?」と普段から考えてしまうという完全にイかれてしまったトム・クルーズの無茶ノースタントが炸裂!世界で1番高いドバイのビルを登ったり、落ちたり、跳んだりしていて最高です。

このバランスがこれ以降のシリーズを支える基盤になる重要な1本です。

 

 

『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』

2015年 シリーズ第5作

トムとの相性も良く、わりかしクラシックな作品が多いクリストファー・マッカリー監督が登板。イーサン・ハントが1人でスーパーマンのように暴れまわり敵を倒すだけではなく、ちゃ〜んとチームとしてケリをつける痛快な団体芸が炸裂!

冒頭から「おい!もうやんのかい!」とツッコミたくなるお約束のノースタントから始まったかと思いきや、敵の無茶苦茶ムカつく敵のやり口でイーサンが捕まってしまうというテンポの良い出だし。

1作目同様考えが読めない謎の女性キャラが登場しイーサンを翻弄するし、サイモン・ペックは前より大活躍。もうイーサンの右腕と化しており、2人のやりとりも軽妙で笑えて仕方ない!

しかも、毎度お馴染みの「絶対絶命的な状況」が今回はマックスまでぶち上がり、イーサンの所属するIMFはこれまでのイーサンの無茶が積み重なり解体されてしまう!

たった一人で暗躍するイーサンと彼を信頼するメンバーたちが集い、CIAと犯罪組織の板挟みになりながら戦うという構図もヒヤヒヤもの!

シリーズお馴染みの楽しいバカガジェットは少なめで爆発も皆無。ある意味シリーズ内で1番本来のMIシリーズらしい原点回帰的な渋くてお上品な1本。

 

本作の評価がかなり高かったこともあり、次作である『ミッション・インポッシブル / フォール・アウト』(8/6公開!)ではシリーズ初の監督続投!

最新作ではこのローグ・ネイションの登場人物も多数続投しているという初めて尽くしでもあるし、トムのシリーズ1のノースタントがここでも炸裂!

もし、8月公開の最新作を観ようとしてる方がいるのなら、このローグ・ネイションだけでも観ておいた方が数倍楽しめるはず!

 

以上!長々と失礼しました!

 

 

新作映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』感想文 〜大胆な舵を切ったシリーズ第5弾!次作で恐竜は絶対に喋る!〜

恐竜の血を吸った蚊から恐竜のDNAを採取。欠落してしまった部分にカエルDNAを組み込んで恐竜を現代に蘇らせ、絶滅してしまった恐竜のテーマパークを作る!

そんな夢のような話を実現させるも、生命をコントロールしようとする人間の傲慢な行いはうまくはいかない……

まるで神の領域に手を出してしまった人間に審判が下るかのように、恐竜は暴走し人間を食い荒らす!

そんな感動と驚きと恐怖に満ち溢れた93年の1作目からシリーズ化され、ついに今回で第5弾!

恐竜をコントロールしようとしたけど……や、やっぱり出来ない!を繰り返す全く反省しない人類。

前作から【恐竜の擬人化】がピクサー並みに進み、前作は主人公たちを救ってくれるラプトルやTレックスを観てゴジラのVSシリーズを観ている感覚も覚えるほどになりました!

たぶん、この調子だと次回、恐竜は喋るよ!!!

というのも……あながち冗談ではなく今回の 『炎の王国』本編内でみんなが知っているお馴染みのテーマ曲は流れずどこか暗いムード。前半で噴火しまくる火山や迫り来るマグマ。土砂降りの中で行われる屋敷のオークション場面などなんとなく終末感がプンプン漂う…。

と思っていたら、ラストでとんでもない展開に…。

 

 

これまで同じシチュエーションを繰り返してきた本シリーズのマンネリ化を避けるためにも大きな舵を切っており、パークではなくワールドというタイトルにも「なるほど…」とうなずける仕上がりに。

この感じなんだっけ?と思ったらあれでした。最近やった『猿の惑星』新三部作!

てなると、やっぱり恐竜喋れるようになるんじゃないですか!?

今回もニヤニヤしたり、ウソ寝してたり、人類を助けてくれたりと知能レベルはあがってきているわけですから次回作では自分を捕まえようとするクリス・プラットに向かってブルーが「NOー!」と発して劇場が静まり返る…。みたいなことだってあえりえるよ!!!

 

新作映画『カメラを止めるな!』感想文 ネタバレなし 〜面白すぎて心臓バクバク!脳内思考停止!嫉妬さえおぼえる最高娯楽作!〜

平日にも関わらず毎回満席。ぼくは本作『カメラを止めるな!』を観ながら情熱とサプライズと気持ち良さと感動と笑いが一気に押し寄せ、落涙。

鑑賞後に表に出てみると監督、スタッフ、出演者によるサイン待ちで長蛇の列。

並んでるお客さんは彼らに向かって「面白かったです」「2回目です」「最高でした」と映画の宣伝でよく見るウソくさい感想ではなくマジの。マジでマジの目をしながら握手をしてサインをもらっている。

幼少時代から映画監督を目指したものの今はなぜかお笑い芸人を仕事にしようとあがいてる27歳のぼくにとって、この熱狂的なムーブメントになぜだか嫉妬……!我ながら、だいぶおこがましい…!

映画を観てるときは最高に楽しめたのに、サインをもらう時にはなんだか動揺してしまい、対応してくれている関係者陣の「ありがとうございます」という声掛けも完全に無視。下を向きながら無言でパンフにサインをもらうという何とも無様なわたし。(態度悪くてごめんなさい!)

 

 

映画館を出た後もすぐには帰れず、頭を冷やすために歩いて帰りました……。

「人を笑わせる」一番の手段は「生」であり映画は最良の手段ではない!と勝手に持論を立てていたぼくは完膚なきまでぶち飛ばされました。そういったこの映画の「笑い」の一面だけでじゃないあらゆる面においてこっちは完全にオーバーヒート。帰り道では脳内思考停止……。

ぼぉぉぉぉぉ〜…っとしながらフラフラ歩き家に着く頃、20分止まっていた脳がやっと再起動。

 

最初に浮かんだ言葉は「やっぱり映画は娯楽だ!!!」

 

でした。

 

楽しくなければ意味がないし、楽しいところに人は集まる!

 

 

「Keep rolling」

本作『カメラを止めるな!』主題歌タイトルでもあり、海外の映画監督がカメラを回し続ける指示を出す時に発する言葉。

 

カメラを止めるな!

転がり続けろ!

なにがあっても止めるな!止めるな!

立ち止まるな!

突き進め!

 

ず…ずきゅん…!!!

 

説教くささなど全くなく、自然とむしろ楽しく心に突き刺さるこのメッセージに、今の自分を見つめさせられる!!

 

今の自分はどうなんだ?

 

DVDを待って自宅で観るんじゃ、絶対にダメ!満席の映画館でみんなと体験してください!