映画コラム

名前を知っただけで呪い殺される『バイバイマン』っていう映画がありましたけど、今回はそれに匹敵する「それが見えたら終わり」でございます。

実在の事件にインスパイアされた【子供達を襲う神出鬼没のピエロに立ち向かういじめられっ子軍団】を映画いたスティーブン・キングの長編小説『IT』2度目の実写化!

前作のティム・カリーが演じるピエロ ペニー・ワイズは「子供を楽しませますよ〜」感があってけど、今回は最初から嫌なことしかしてこなさそうなこの顔面力。

嫌な顔。

もはやピエロではないよ!あんた楽しいことしてくれないだろ!

顔の好き嫌いは別としても、テレビ映画だった1990年の前作と違ってPG-12というレイティングを設けての今回の『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』ではしっかりショッキングな描写があって、子供たちにとってまじでトラウマ映画間違いなし。

今回、大変な働き者です。ペニー・ワイズさん。

主人公となるいじめられっ子集団7名それぞれが一番怖がることをちゃん〜とリサーチしてわざわざその子のところへ行って脅かしてくれるんですね。

ペニーさんによる幻想恐怖と人種差別、学校でのいじめ、持病、親からの性的虐待などの実際の生活面での恐怖と板ばみにされる彼らの反転攻勢は誰もが勇気づけられる素晴らしいプロット。

それにしたって、ピエロ業界の人たちは大変ですよ。

27年前にピエロ自体がトラウマになってしまうようなテレビでやられて、そのあとしばらくないから「ピエロ業界は安泰だ〜」と思ってたら、今年本作が異例の大ヒット。おまけに第2章もやるってなもんだから失業者が溢れかえっちゃいますよ。これ。誰もピエロを呼ばなくなっちゃう。【ペニワイ助成金】ていう制度を作ってピエロを生業としている人たちに経済的な援助をしないとピエロは廃業しちゃうんじゃないかな?それくらいパワフルでインパクトのある映画です!これは。

それにしてもペニー・ワイズってなんか卑猥に聞こえますね。

 

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