『トビラ・ウネリ』日記

さあ、僕の『シビル・ウォー』上映中に『シビル・ウォー』までのマーベル・シネマティック・ユニバース作品を全て観るプロジェクトの3作品目!マーベル映画『アイアンマン2』の感想でございます!

わけわかんない人は1作品の日記から見ていただけると嬉しいです

マーベル映画『アイアンマン』感想。マーベルシリーズ(MCU)これから全部観る。




前作の『アイアンマン』は個人的満足度85点で、洋画自体が好みでないのもあって自分の映画手札10枚に入るような映画(これについては後日また書かせてもらいます)、真っ先に人に教えたくなるような映画ではありませんでしたが、映画の出来やエンタメ満足度は超トップレベルでございました。


それを踏まえ僕のこの映画に対する立ち位置をお伝えします。

  • どーせマーベル映画は隙がなくて面白いんでしょ?と思ってる。
  • 周りからアイアンマンは1作品目が1番いいと聞いているけど、天邪鬼なので半信半疑。
  • つまらない『アイアンマン』がイメージ湧かない。


こんな心境に立っております。
それではマーベル映画『アイアンマン2』の感想にいきたいと思います。


ストーリー

パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日、トニーの前にウィップラッシュ(ミッキー・ローク)なるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。

※シネマトゥデイさんより引用。


感想をまとめると

  1. 面白く見せる為だけの無茶な行動はイラつく。
  2. 荒木飛呂彦先生理論「マイナスプラスゼロ」はつまらない。
  3. ウォーマシンがせっかく出てきてるのに配役変わっちゃってカタルシスがない。


まず最初に言っておくと前作『アイアンマン』は重厚なテーマが最初にあってからの濃密なシーンの連続に超トップレベルだ!と言ってたのに対し、
今回のマーベル映画『アイアンマン2』は前作に比べると中身がかなり薄い。
観てる最中に「あれ、今何やってるんだっけ?なんか退屈だな」と思う時間がありました。


面白く見せる為だけの無茶な行動はイラつく

今作マーベル映画『アイアンマン2』はトニー・スタークが既にアイアンマンになってしまっているし、アイアンマンはアメリカ全土に知れ渡り人気者になっているのでシリアスさや重厚さはなくなっています。
重厚さがないとはいえ、冒頭のスターク・エキスポでアイアンマンとバックダンサーが踊るシーンの浮かれっぷりは、アメコミヒーローって面白いなー!軽薄でいいなー!いいじゃんいいじゃんとテンション上がります。


が。え、何これ、って思ったのはトニー・スタークがF1か何かのレースに勝手に出場しそこで敵に襲われるシーンで、秘書がアイアンマンのスーツを届けるために普通の車でレースを逆走するんです。なのになぜかレース真っ只中のマシンが逆走して来るのに全く当たらないただでさえカーチェイスが好きじゃない僕は
こうゆうアホな行動のスリリング笑えないからやめて!素直に楽しめなくなっちゃうからやめて!
と胸の中で懇願しました。


挙句は敵の後ろでマシンがスリップし、巻き込み事故で大爆破。トニーにも敵にも一台も当たらない!いっそのこと全車敵にあたって終わっちゃえばおもしろいのにとかおもいました。

とはいえ、映像制作をする者の職業病がここでも出てきて、このマシンの斬られてる部分と吹っ飛んでる本体どこまでCGでどこまで実写なんだ!?どうやってとってるんだ!?と感心して、前後脈絡関係なくスゲ~って言ってしまいました。
あとアイアンマンのスーツケースからの変身とかなんじゃこりゃと思いつつ楽しい!
まあ、ここはそれでいいのかもしれませんけどね!


荒木飛呂彦先生理論「マイナスプラスゼロ」はつまらない。

マーベル映画『アイアンマン2』ではこういったイライラばかりで、自分が今何を観てるのかなんだかわからなくなるんです。
で、これってどんな物語をみてるのかなーと考えて、ラストの方でああそうゆうことかと理解できました。

『アイアンマン2』の話というのは、トニー・スタークが胸に着いてある装置のせいで体が汚染され、どうやらもうすぐ死にそう。でも不器用でお調子者のトニーは最愛の秘書にも親友にもそのことが言えず、半分自暴自棄で想いとはうらはらに周りをどんどん怒らせて悪い方向へいってしまう。
そしたらトニー・スタークの亡きお父さんのおかげで何もなかったかのように問題は解決し、敵を倒してハッピーハッピーで終わります。

急にアイアンマン続けたら死ぬという設定を放り込まれて、でも大丈夫でしたって話。しょうがないとはいえ、『アイアンマン2』をやる為にわざわざ主人公自暴自棄にさせて、わざわざ恋人や親友と仲違いさせて、でもやっぱり全部大丈夫でしたという話で、そりゃみててストレスあるわーと。

これに気がついて、前に読んだ荒木飛呂彦の漫画術に書いてあったことを思い出しました。それは、王道の物語は常に進んでいなくてはならい。面白くする為に1度主人公を落として這い上がらせるのは成長しているように見えて実はマイナスプラスゼロ。元に戻ってきただけ。これは王道ではないという内容で、今回はそれを体感させてもらいました。

とか前作では凄く好きだった天才発明家設定ももはや魔法使いレベで、丁寧にものづくりをする姿は面影もなく残念…。


ウォーマシンがせっかく出てるのに配役変わっちゃってカタルシスがない。

なんか酷評みたくなっちゃって申し訳ないないんですが最後にもう一つ。前作でくぅー!ってなった好きなシーンで、
親友の中佐がトニーを助け、トニーがアイアンマンとなって飛び立つと奥にはシルバーのアイアンマンのスーツが。
これをみた中佐が、「次は俺も着よう」みたいなことを言ってカットが変わる。

これはなんと小粋な演出なんだ!次ってなんだよ!こんなメタな演出たまらんぜ!って思ってたのに、思ってたのに!配役変わっちゃってるからまるで別人じゃねえか!前作の人次着れなかったよ!きたかったよーー?きたかったはずだよぉぉー!?
くうぅぅ!泣けるぜ!


そんなところです。
マーベル映画『アイアンマン2』の感想。個人的満足度は100点中68点です。
なんせマーベル映画、ワンカットの絵のクオリティは相変わらず高いです。随所に見せ場があり50点とかの映画じゃない。でも、すごい!よくできてる!とはならなかったのでこうなりました。

MCU全部観る企画としては、ここから本格的にアベンジャーズを意識した作りになってますので見逃せない一作だと思います。

 

僕の周りの知人友人では『アイアンマン2』の評価は分かれてます。MCUを教えてくれてる後輩はこの作品が好きだそうです。理由はウォーマシンとそろって戦うところが激アツだから。



次回は、個人的にはあまりテンションの上がらない『マイティ・ソー』です。よろしくお願いします。



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